先手角頭歩3

こんにちは。近々カワウソカフェに行くことを計画しているよーしなです 笑

 

今回は先手角頭歩に対して後手が工夫をしました。

 

最近指した将棋から↓

 

先手よーしな 後手四段の方

 

16手目△5三銀まで

 

今までの記事では、先手の▲6五歩に対して、

後手は△7四歩〜△7三銀で対応していましたが、今回の相手の方は△5四歩〜△5三銀と銀を中央に使ってきました。

確かにこちらの方が自然かもしれないですね。

 

しかし、この手にも用意の作戦があります。

 

▲7五歩△1四歩▲6六飛△2四歩▲7六飛

 

21手目▲7六飛

 

▲7五歩〜7六飛と立石流のようにします。

普通の立石流に見えますが、ある構想を考えていました。

 

以下↓

△1五歩▲4八玉△2三銀▲3八玉△2二玉

▲4八銀△3二金▲3六歩△2五歩▲5六歩

△3三桂▲5九金△9四歩

  

34手目△9四歩

 少し進めました。

 

後手の銀冠に対して先手の囲いは相変わらず変態ですね 笑笑

 

 しかし、この局面は想定済みです。

 

次の狙いは一つです。

 35手目▲2八角

▲2八角

 

この手が温めていた手です。

狙いは8二にいる飛車です。

ラインを維持しながらしつこく狙っていきます。

 

以下↓

△9五歩▲7四歩△7二金▲7三歩成

△同金▲同角成△同桂▲同飛成

 

43手目▲7三同飛成

 

 飛車を成り込むことに成功しました。

この時点で僅差ながらも有利かなと思っていました。

 

 以下↓

△8一飛▲7二竜△2一飛▲3五歩

△同歩▲3四歩△同銀▲2四桂

 

 

51手目▲2四桂

 

 ▲2四桂が急所の一着で押し切ることができました。

 

後手の△5四歩~△5三銀に対しては立石流からの▲2八角が有効になります。(先手の囲いが薄いのはここだけの話 笑)

 

是非使ってみてくださーい。

 

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

次回予告 ∼ついに先手角頭歩大会デビュー∼ になります。

 

お楽しみに~