御徒町戦記

お久しぶりです。

よーしなです。

長らく更新が滞っておりました。

このブログもそんなに見られていないんだろうなーと思っておりました。

しかし、アクセス解析を見るとたまに1日10件ほど当ブログに立ち寄られる方がちらほらと。。

これは書かないといけないと思い、筆をとった次第です(笑)

 

今日のタイトルは「御徒町戦記」です!

御徒町将棋センターが毎日行っている賞金トーナメントに出場した将棋を、一局だけ紹介させていただきます。

 

相手、M五段 持ち時間45分切れ負け

用品の先手で居飛車穴熊三間飛車

 

~序盤~

 

後手は△6四金と上がってきました。
次の狙いは恐らく△6五金と押し上げて、7六と5六の歩を取りに来ると思われます。


取らせて戦ってもよかったですが、▲5五歩と勝負に出ました。

後手は△6五歩と反発してきましたが、これが疑問手でした。
▲同銀は△5五歩と角道を止めながら、後々の△3五歩と突いて銀挟みをする読みだったのかもしれないですが、次の手を軽視していたと思われます。

 

 

本譜は▲5四歩と4六の銀取りに構わず歩を進めました。

△4六歩に対しては、▲1一角成と香車を取りながら馬を作ります。

駒損ですが、馬が作れた+先手の玉が固いため、先手優勢です。

いい感じで中盤戦が始まりましたね。

 

 ~中盤~

 

 

 先手の▲1一角成に対して、△3三桂と指された図。

本譜は▲2四歩、△同歩、▲2一馬。

飛車先の歩を切ってから馬を寄りましたが、すかさず△5四金と先手の拠点である5筋の歩を払われてしまいました。。

これでも先手優勢なのですが、ちょっと変調でしたね。

 

さきほどの局面に戻ってみます。

本譜は▲2四歩でしたが、今思うと▲5九香と指してみたいですね。

歩切れの後手は次に歩を成られては大変なので△5四金と取ります。

そして、▲同香、△同銀に対してここで▲2一馬。

このほうが明快だったかもしれませんね(笑)

 

~終盤~

 

かくかくしかじかで後手は △4七角と金取りに角を打ってきました。

この局面では、▲7九金寄と自陣を引き締めるのがいい手なのかもしれません。

しかし攻めっ気100%の私は、「2八に飛車がいるから6九の金が一枚取られた所で寄りはないでしょ~自玉zだもん」と思い▲5三と、と攻め合いに。

 

後手は△6九角成と金を取りながら馬を作りました。

まあまあ一枚なら取られても大丈夫と言い聞かせながら。

 

 

そして私は数の攻めだーと▲6二銀と打ちました。

↓の局面まで進めば自玉の差もありそうそう逆転はないかなと。

本譜も2八の飛車がいたお陰で自玉に王手はかからずに勝つことができました。

 

 

結局今日のトーナメントは決勝まで進みましたが、所用のため棄権。(無念)

でも久しぶりの御徒町でしかも長い持ち時間での対局だったのでじっくりと考えられて楽しかったです♪

 

次は優勝できた時の棋譜を載せたいですね!

角換わりはしばらく指さない。

お久しぶりです。

よーしなです。

前回の投稿からかなりの期間が空きましたね。。

更新が滞っていた理由は、単純に書く気力がなかっただけなんですW

お許しください。

 

今回は社団戦に出場したので、自分の指した将棋を1局ご紹介したいと思います。

 

今回取り上げる将棋は角換わりです。

私は普段はノーマル四間を中心とする振り飛車党です。

しかし、この日の対局では先手を引くと▲2六歩からの相掛かりを指そうと心に決めていました。

たまには居飛車もいいかなーという軽い気持ちでした。

しかし、私は大事なことを忘れていました。

2手目に△3四歩から角換わりになったらどうするのか?

完全にノープランでした。

 

その大事なことを思い出したのは相手に△3四歩と指されてからでした。

時すでに遅しW

 

では将棋の方へ⇩

 

角換わり初級者の私。

△8五歩と突かれて同型になるのかな?じゃあ仕掛ける準備しないとなーと思い、

42173!42173!と頭の中で歩を突き捨てる順番を確認してました。

しかし相手の指し手は、、、△6二飛

いや知らんて、、

しかし、角換わりが分からないなりに作戦負けではと思いました。

そりゃ8五に桂馬が跳べるのに△8五歩とは突かないよな⤵

 

そんなこんなで作戦負けを悟った私は▲4五歩と仕掛けました。

▲4五歩に対しては△同歩、しかし次の手がチームメイトの人に酷評されました。

 

それは、、、▲7五歩

「ただでさえ△8五桂と跳んでくる筋があるのに突くんですかー、喜んで取りますよ」

 

仰る通りです。。

 

▲7五歩以下

△同歩▲4五桂△同銀▲同銀△3七角▲2九飛△8五桂

この局面になっては自信がないですね、、

自分でこの形にしておきながら悪いと言ってるようじゃまだまだですね⤵

 

チームメイトのS教授にも「お前は角換わりの歴史を1ミリも知らない」

という厳しいお言葉をいただきました。

ちゃんと勉強します。

(実はこの将棋は終盤死力を尽くしてなんとか勝つことができましたW)

 

そんなこんなで角換わりに限らずですが、準備は大事ですね。

今回の対局で骨身に沁みました。

当たり前ですが、ノープランはよくないですねW

 

今年の社団戦はまだまだ続きますので、引き続き頑張ります!

ひだりたま(左玉)

お久しぶりです。よーしなです。皆様いかがお過ごしでしょうか?

僕は大学将棋の大会を終えて燃え尽きております。

棋力と気力が減退中です。

そこで気分転換と思いブログを書いています。

今から紹介する棋譜は僕が指した大学将棋の大会での将棋です。

個人的には気に入ってる将棋です。

ではご覧ください先手が僕です⇩

 

☗7六歩☖3四歩☗6六歩☖4四歩

☗4八銀☖3二銀☗4六歩☖4三銀

☗4七銀☖3三角☗5六銀☖4二飛

☗4八飛☖6二玉☗6五歩

 いきなり凄い出だしですね。僕もびっくりしてます(何に)

 

☖7二玉

☗6六角☖8二玉☗6八玉☖7二銀

☗7八玉☖5二金左☗6八銀☖9四歩

☗9六歩☖5四銀☗6七銀上☖2四歩

☗6八金

あっという間に完成しましたね。これは左玉(ひだりぎょく)という戦法です。

僕がこの将棋を知ったのは大学1年の時です。大会の時にT洋大のT橋さんというかたに指されていいところがなくボコボコにされました。

感想戦の際T橋さんは「6筋の位を取られたら囲いの発展がなくなり振り飛車が悪くなる」ということを強調されていました。

振り飛車は攻めの形ができると囲いを発展させていきます。

美濃囲い→高美濃囲い→銀冠というふうに、しかし6筋の位を取られると美濃囲い→高美濃囲いに発展することができなくなります。その結果左玉側に持久戦にするか急戦にするかの権利が生まれます。

ざっくり言うと左玉は、こっちだけいい形にして仕掛けるよ~という戦法です。

以下⇩

 

☖2五歩☗3八金☖2二飛

☗7七桂☖3五歩☗4九飛☖2六歩

☗同 歩☖同 飛☗2七歩☖2四飛

☗8六歩☖3四飛☗8五歩☖3六歩

☗同 歩☖同 飛☗3七歩☖3四飛

☗8九飛

上図のように右四間にこだわらなくていいのが左玉の魅力です。

以下⇩

 

☖1四歩☗8四歩☖同 歩

☗同 飛☖8三歩☗8九飛☖1五歩

☗9八香☖1二香☗4五歩

そろそろかなと思い仕掛けました。

以下⇩

 

☖2四角

☗4四歩☖3三桂☗7五歩☖3六歩

☗同 歩☖4六角☗3七桂☖3六飛

☗4七金☖3七角成☗3六金☖同 馬

ここからの5手は自分好みでした。

 

☗4三歩成☖同 金☗7四歩☖同 歩

☗7三歩

☗4三歩成として金を守りから離して、その後に逆サイドから☗7四歩と王様のコビンを狙いました。最後の☗7三歩はどれで取っても味が悪いかなと思います。

以下⇩

 

☖同 銀☗4一飛☖5一桂

☗4四歩☖1四馬☗2一飛成☖1三馬

☗4三歩成☖4五桂☗同 銀☖同 銀

☗3二龍☖6二金打☗5三と☖3一歩

☗6二と☖同 銀☗8四歩☖同 歩

☗8三金

☖投了

 

一回も王手がかかることなく勝つことができました。

相手の方も初めて見たと言われていました。

なので、左玉は初見で対応するのは難しいのかなと思ってます。

このブログを読まれた方々は是非、左玉を指して見てください☆

必ずその魅力に憑りつかれますよ (笑)

 

 

中飛車対策考え中

こんにちは、よーしなです。

 

中飛車を相手にするのが嫌-------」

 

というが今日のテーマです。

 

みなさんも対振りの中では中飛車が一番指されたら嫌な戦法ですよね?

(別にそこまで嫌じゃないですと言う意見は一切受け付けません。)

 なので最近指した将棋を振り返って対策を考えたいと思います。

 

 

先日参加した研究会の将棋です⇩

相手は奨励会2級の子でした。

 

先手がよーしなです。

角道不突き左美濃でしたっけ?この戦法結構流行ってますよね。

僕はミーハーなのでとりあえずなんでもやってみるタイプです。

⇩の局面からは、えいっと▲4五歩から仕掛けていきました。  

  

以下は▲4五歩△同歩▲同桂△4二角▲2四歩△同角▲同飛△同歩

少し進めましたが、この▲9七角がやってみたかった手です。

端に角を出るので少し違和感がありますが、5三の地点を睨んでいるので端攻めもそんなに怖くないですね。

僕自身この角出の将棋は中飛車側を持って何回も指しました。

そしてボコボコにされました。

しまいには角を出られたら負けを意識してました。

 

少しだらだらと書きましたが以下△4四銀と上がりました。

△4四銀も読み筋だったのですが、ここで先手の指し方が分からなくなりました。

形勢的には先手が少し良いのかなと思っていましたが、形勢が良いからこそ指し手に悩みました。本譜は▲2二歩と打ちましたが、今考えると遅い攻めでしたね。

 

以下△5六歩▲同歩△4五銀▲2一歩成△4七歩と中央をガジガジ攻められました。。

▲2二歩と打った局面では、▲2三角と確実に馬を作りに行った方が良かったですね。

中飛車嫌だ、、

 

 

【近況】

僕は元々振り飛車党なんですけど、最近居飛車も勉強するようになりました。

居飛車を指し始めて思ったことは、、「覚えることが多い」これに尽きます。

居飛車の将棋を挙げると、矢倉、角換わり、相掛かり、横歩取り、雁木、対振りはノーマル振り飛車ゴキゲン中飛車、石田流、角交換系の振り飛車と今書いているだけで憂鬱になります。。

ただ、居飛車の視点で将棋を見ると新鮮なことが多いです。

将棋ももっと楽しくなりました♪

 

なのでこれからは居飛車の将棋も増えるかもしれません。

PS.次の記事は角頭歩です。( ゚Д゚) (居飛車の将棋が増えるとはいったい)

金井恒太六段との指導対局

ご無沙汰しております。よーしなです。

 

前回の記事から3か月が経っておりました。

 

いやーブログって継続するのが難しいですね。

 

ほんとは毎日書きたいところですけど、時間がないです。

(時間がないというのは言い訳かもしれませんが 笑)

これからは自分のペースで書いていきますので、皆さんのお時間がある時に読んでください 笑

 

今回は7/28に行われた。(ブログにするのが遅い!)金井恒太六段の指導対局会に行ってきました。

 

僕自身指導対局会の参加は久しぶりでした。なのでまずは手合いから悩みましたが最近、駒落ちでは飛車落ちを勉強していたこともあったので、飛車落ちでお願いしました。

 

       飛車落ち

上手 金井恒太六段 下手 よーしな

上図から、△3四歩▲7六歩△4四歩▲2六歩△4二銀▲2五歩△3三角▲4八銀△3二金▲5六歩△6二銀▲7八銀△5四歩▲7九角△7二金▲2四歩△同歩▲同角△同角▲同飛△2三歩▲2八飛

 

飛車落ちに対しては右四間から数を足して攻めるのがメジャーな定跡なのかなと思っているのですが、僕は引き角からの角交換の定跡を愛用してます。

 

上図から、△4三銀▲7七銀△5二玉▲6八玉△3三桂▲7八玉△7四歩▲5八金△7三銀▲6六歩△8四銀▲6七金△9四歩▲9六歩△7三桂▲6八金上

 

角交換をした後は片矢倉に組みます。

この後の下手は右銀の使い方がポイントになります。▲3六歩~▲3七銀と右辺で使うか▲5七銀と左辺に流していくか、どっちで使うか迷いましたが本譜は▲5七から使いました。

 

△9五歩▲同歩△同銀▲9七歩△8四銀▲8六銀△4五歩▲5七銀△6四歩▲3六歩△4四角▲2二歩

 

 

▲2二歩がずっと狙ってた手です。△同金は▲3一角から馬を作ります。歩を取らなければ、▲2一歩成からと金を活用できるかなと思ってました。

 

 

上図から、△同金▲3一角△3二金▲6四角成△6三金▲3七馬△6五歩▲7七桂

△6六歩▲同銀△6五歩▲5七銀△5三角▲6六歩

馬を作って喜んではいたもののジリジリとした展開が続いていてヤキモキとしてました。なのでそろそろ動こうと決断しました。

 

 

△同歩▲同金△6四歩▲5五歩

△同歩▲同馬△5四銀▲5六馬△5五歩▲同金△同銀▲同馬△5四歩▲6六馬△5五金

▲6七馬△6五桂

 

ここで少しミス、△6五桂に対して素直に▲同桂と取ればいいものの、▲6六銀と上がって少し形勢が接近してきました。

 

 

▲6六銀△4四角▲6五銀△同歩▲5六桂△同金▲同馬△6四桂

▲5三歩△6二玉▲5七馬△5五角▲5八飛△1九角成▲6五桂△4二金

 

この局面も▲5二金とバラシて攻めるとわかりやすい所を、▲6六馬と一手パス 笑

なんか変調でしたね。

 

▲6六馬△5五銀▲7七馬△2九馬▲5五飛△同歩▲5二銀△5六桂▲6一銀打△7一香▲5五馬△6八桂成▲同玉△4八飛▲5八桂△5七金 

▲7七玉まで114手でよーしなの勝ち。

 

以下、色々と怪しい所はありましたが勝たせていただきました。

久しぶりの指導対局は緊張もしましたが、楽しさのほうが勝った心地よい時間でした。

また機会があれば参加してみようかな~

 

 

※駄文長文失礼しました。

今後も更新ペースは遅くなるとは思いますが、「変態将棋の備忘録」をどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

PS.もうネタがない、、

 

先手角頭歩対後手位取り

こんにちは。よーしなです。

 

今回の内容は角頭歩です。(カムバック)

 

    ウォーズの棋譜から↓

       10秒

  先手よーしな 後手六段

 

 相手は12連勝中の六段の方だったので、半分諦めモードで対局を開始しました。

 

 

19手目▲6六飛

 

出だしは今までと同じです。

 

△2ニ玉、▲4八玉、△3ニ金、▲3八玉、

△1四歩、▲1六歩、△4四歩、▲4八銀、

△3五歩

 

 

28手目△3五歩

 

 後手は△3五歩と位を取ってきました。

後手が位を取らない形の時は↓をご参照ください。

yooshina.hatenablog.com

 

 ▲9六歩、△5ニ金、▲9五歩、△4三金、

▲6八銀、△3六歩

 

 

34手目△3六歩

 

△3六歩は立石流対策でよくある筋ですが、先手はそれを逆用する作戦を採りました。

 

▲6七銀、△3七歩成、▲同銀、△4五歩、

▲4八金、△4四銀、▲7六飛、△5五歩、

▲3六歩、△3三桂、▲7四歩

 

45手目▲7四歩

 

▲7四歩は飛車先も通り、一歩も手にすることができ、大事な一手になります。

 

△同歩、▲同飛、△7三歩、▲7六飛、

△5四銀、▲2六銀、△2四歩、▲3五銀、

△同銀、▲7一角

 

55手目▲7一角

 

 

 

▲7一角が狙いの反撃です。

 

△4ニ飛、▲3五角成、△3四歩、▲2六馬、

△5三角、▲同馬、△同金、▲3五歩

 

 

63手目▲3五歩

 

 

3筋はお互いの急所ですが先に▲3五歩と先着できました。

 

 

△4六歩、▲同歩、△2三銀、▲3四歩、

△同銀、▲3五歩、△同銀、▲3四歩、

△3七歩、▲同金、△2五桂、▲4七金、

△4五歩、▲3三銀

 

77手目▲3三銀

 

 

▲3三銀と打ち込んでからは筋に入ってるのかなと思ってました。

 

△同金、▲同歩成、△同玉、▲5一角、

△4六歩、▲同金、△3七歩、▲4八玉、

△4六銀、▲同飛、△4五銀打、▲3四歩

 

89手目▲3四歩

 ▲3四歩が決め手です。

 

 

△同玉、▲4ニ角成、△4三金、▲3一飛、

△3三金打、▲3五歩、△同玉、▲2六銀

 

97手目▲2六銀まで後手投了

 

 

 

 

 

 

後手が△3五歩と位を取ってきたら、先手は低く構えて7筋の歩を交換します。

そして後手陣の隙を見つけて持ち駒の角を打ち込みます。

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

次の内容は角とう...

 

初手6八玉対四間飛車

 こんにちは、よーしなです。

 

前回のブログから12日ほど経ってしまいました。

 

その間何をしていたかというと毎日、

将棋俱楽部24で狂ったように指していました 笑

 

今回の内容はタイトルの通り角頭歩ではありません。

今後は角頭歩の記事の合間に他の将棋を挟んでいこうと思っております。

これからご紹介する棋譜は、

 5/6.13.20に行われた大学将棋の春季団体戦の将棋です。

 

それではご覧ください↓

 

     先手よーしな 後手T.Y大学A氏

 

1手目▲6八玉

 変態は初手から魅せます 笑 

もうこういうことをするのが快感になっています。

いい病院がありましたら教えてください 笑

 

 以下進みまして↓

 

 

四間飛車に対して用意していたのがこの「音無」という戦法です。

 

この戦法の特徴↓

1.角道を開けていない。従って振り飛車側からの角の利きを遮断している。

 

2.全体的に歩を進めていないので争点が生まれにくく仕掛けられにくい。

 

3.銀冠穴熊あるいはビッグ4に組むことができる。

 

という点が特徴です。

 

「音無」についてはこちらの記事に詳しく書かれております↓

http://rocky-and-hopper.sakura.ne.jp/senpou/otonashi/otonashi.htm

 

以下進みまして↓

 

27手目▲7八金寄

先手はあと少しで穴熊に組めそうですね。

 

後手は普通に駒組みを進めます。

 

以下進みまして↓

 

41手目▲5七銀

 無事に銀冠穴熊に組むことができて作戦勝ちになったかなと思います。

 

以下は↓

△6五銀、▲5五歩、△7五歩、▲6六歩、△7四銀、▲5六銀、△5四歩、

▲2四歩、△同歩、▲5四歩、△6六角、▲2四飛

 

 

53手目▲2四飛

 

このような感じで先手は、▲2四飛と飛車先を突破することができました。

 

87手目▲4四角

 

先手が▲4四角と歩を取った局面ですが、ここで後手は△5四銀と歩を取りました。

 

 

先手はここで決めに出ます。

 

▲同竜、△同飛、▲2二角成

 

 

これで先手は駒得になり、負けない形になりました。

 

 

以下は↓

 

105手目▲7四桂

 

 

▲7四桂と打ち込んでガジガジと攻め、ノー王手で押し切ることができました。

 

「音無」は争点が少なく振り飛車側からの早急な仕掛けが生まれにくいので安全に銀冠穴熊に組むことができます。

 

僕は今後も使っていく予定です。

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。