初手6八玉対四間飛車
こんにちは、よーしなです。
前回のブログから12日ほど経ってしまいました。
その間何をしていたかというと毎日、
将棋俱楽部24で狂ったように指していました 笑
今回の内容はタイトルの通り角頭歩ではありません。
今後は角頭歩の記事の合間に他の将棋を挟んでいこうと思っております。
これからご紹介する棋譜は、
5/6.13.20に行われた大学将棋の春季団体戦の将棋です。
それではご覧ください↓
先手よーしな 後手T.Y大学A氏
1手目▲6八玉
変態は初手から魅せます 笑
もうこういうことをするのが快感になっています。
いい病院がありましたら教えてください 笑
以下進みまして↓
対四間飛車に対して用意していたのがこの「音無」という戦法です。
この戦法の特徴↓
1.角道を開けていない。従って振り飛車側からの角の利きを遮断している。
2.全体的に歩を進めていないので争点が生まれにくく仕掛けられにくい。
3.銀冠穴熊あるいはビッグ4に組むことができる。
という点が特徴です。
「音無」についてはこちらの記事に詳しく書かれております↓
http://rocky-and-hopper.sakura.ne.jp/senpou/otonashi/otonashi.htm
以下進みまして↓
27手目▲7八金寄
先手はあと少しで穴熊に組めそうですね。
後手は普通に駒組みを進めます。
以下進みまして↓
41手目▲5七銀
無事に銀冠穴熊に組むことができて作戦勝ちになったかなと思います。
以下は↓
△6五銀、▲5五歩、△7五歩、▲6六歩、△7四銀、▲5六銀、△5四歩、
▲2四歩、△同歩、▲5四歩、△6六角、▲2四飛
53手目▲2四飛
このような感じで先手は、▲2四飛と飛車先を突破することができました。
87手目▲4四角
先手が▲4四角と歩を取った局面ですが、ここで後手は△5四銀と歩を取りました。
先手はここで決めに出ます。
▲同竜、△同飛、▲2二角成
これで先手は駒得になり、負けない形になりました。
以下は↓
105手目▲7四桂
▲7四桂と打ち込んでガジガジと攻め、ノー王手で押し切ることができました。
「音無」は争点が少なく振り飛車側からの早急な仕掛けが生まれにくいので安全に銀冠穴熊に組むことができます。
僕は今後も使っていく予定です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。